論壇: 下半期の活動に向かって 8/5/2018
毎年7月に行う臨時会員総会を、今年は30周年行事のため行いませんでした。それで上半期の教会活動の反省と下半期の展望を話し合う場が少なかったと思います。尤も7月22日に、残りの30周年行事について懇談会をしましたが。
今年最初の論壇では「教会活動のハード面は一段落したので、これからは教会活動の充実と伝道、各自の信仰の成長にもっと力を注いでいきましょう」と書きました。この点について上半期を反省しますと、今一だったかなと思います。主日午後の活動は昨年同様に皆さん励んだと思いますが、週日の諸集会の方はいかがだったでしょうか。水曜日の聖書の勉強会、火曜日の読書会には新しい方も参加されていますが、夜の祈祷会のメンバーは固定化しています。
公同の祈りの大切さを覚え、各自励んでいただきたいと思います。1年に1回、半年に1回、月に1回と目標を立てて祈祷会に出席しましょう。コンサートや映画、飲み会なら出れるが祈祷会はちょっと・・ということなら、その信仰姿勢はかなり修正が必要でしょう。
公同の祈祷会に参加することによって、今私たちの教会はどんな問題は抱えているかということが分かりますし、何といっても、自分のことを教会が祈ってくれている、ということを発見できるでしょう。皆さんが教会員の一人一人を具体的に覚えて祈ることによって、教会の結束も強くなるのです。
さて9月から、火曜日の読書会は『聖書読解術』(榊原康夫著)を再びテキストに採用したいと思います。これは50年近く前の本で、横浜西口教会時代にも学んだ教材です。もう何度も読んだと言われる方もおられるでしょう。もっと良い教材があるということでしたら、この本にこだわりません。私がこの本を採用する理由は、旧約聖書についての記述が多いからです。横浜中央教会の礼拝説教では長く新約聖書ばかりを扱ってきました。これは夕礼拝でずっと旧約聖書を講解しているからです。しかしほとんどの会員は朝の礼拝説教しか聞いていないので、旧約聖書にな染んでいないと思うからです。
私の定年は2019年10月ですが、後任探しが困難ですので、多少の延長が必要です。しかし2020年を越えることはないでしょう。そうしますと2021年以降しばらく、無牧の時期を覚悟しなければならないかもしれません。長い無牧期間を経験した横浜教会(4年)、湘南恩寵教会(現在継続中2年)に対策を教わるのも良いでしょう、いずれにしてもこれらの問題について、また伝道の活性のために皆で熱心に祈りましょう。