パウロがこの幻を見たとき、わたしたちはすぐにマケドニアに向けて
出発することにした。マケドニア人に福音を告げ知らせるために、
神がわたしたちを召されているのだと、確信するに至ったからである。　　　　
(使徒言行録16:10)

　「光陰矢の如し」。この半年ほどの時間はまさに矢が放たれたの如くあっという間に過ぎていきました。私だけではなくおそらく皆様も、「牧師交代はまだ先のこと」とつい最近まで思われていたのではないでしょうか。
　先主日は、立石先生の横浜中央教会牧師としての最後の説教による朝拝が捧げられ、午後には立石先生ご夫妻の送別会を持つことができました。送別の日に後任の牧師である私が出席するのは「場違いなのでは…」という思いもあったのですが、出席することができて本当に良かったです。それは何よりも、立石先生の説教の姿を間近で見ることができたからです。
会員名簿から工作の材料まで多くのものを引き継ぎました。現段階では「分からないことが分からない」という状態です。山ほど吸収すべきことがあります。しかし、何よりも引き継ぎたいと思ったのが立石先生の説教の姿です。楽しそうに明るく、前を向いて(原稿ではなく！)説教をする姿は、同じ説教者として(適切な表現か分かりませんが)「カッコいい！」と思いました。私は福音を告げ知らせるために横浜中央教会に召されましたが、福音宣教者にとって大切にすべき姿を見させて頂きました。
　さて、本日14時より牧師就職式が行われます。誓約をするのは私(牧師)だけではありません。教会員の皆様にも誓約をして頂きます。式次第に誓約事項が記されていますので、牧師と教会員がどのような文言に誓約をするのか予めご確認ください。
　これから教会形成の御業に共に仕えていく中で、時には私の愛のなさ、未熟さ、弱さ故に、皆様とぎくしゃくした関係になってしまうようなことがあるかもしれません。その度に、共に立ち返るべき誓約です。主の前に共に誓約いたしましょう！
　祝福された主の日となりますように！