聖書の印(シンボル)

論壇        聖書の印(シンボル)      5/22/2022

聖書には様々なシンボル(印、象徴)が用いられています。それらを知っていると黙示文学の理解が深まります。

数字

1=単一性、唯一性:「一つの体、霊」(Ⅰコリント12:12、13、エフェ

ソ4:4)、 「主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ」(エフェソ4:5)

3=三位一体:「聖なる、聖なる、聖なるかな」(イザヤ6:3)

3.5=7の半分(ある期間)「一時期、二時期、半時期」(ダニエル12:7)、「42カ月」(12×3.5、黙示録11:2、13:5)

4=東西南北=世界(宇宙):「四頭の大きな獣」(ダニエル7:3)

6=7に最も近いが7になれない(不完全、偽物、反キリスト)

「清めに用いる石の水がめ6つ」(ヨハネ福音書2:6)=戒律として

の古いユダヤ教をイエスはぶどう酒(喜びの宗教)に変えた。

「獣の数字は…666である」(黙示録13:18)=反キリスト

7=神聖数字:天地創造の安息日「犠牲の牛の血を…七度血を振りまく」(レビ記4:6)、「七つの時」(ダニエル4:13、20、29)

10=計算しやすいまとまった単位「十日の間苦しめられる」(黙示録2:10)

12=イスラエル:旧約聖書、新約聖書:ヤコブの息子12(部族)、12使徒

49=7×7,次の日が五旬祭(50日目=ペンテコステ=使徒言行録2:1)

144,000人=10×10×10×12×12(黙示録7:4、14:1)

白=聖さ、純潔、喜悦  黒=災い、飢饉、悲嘆、死

赤=血、戦争、罪、活気  青=病気、死

その他

馬=戦争、ろば=平和(ゼカリヤ9:9、10)

狐=狡猾(「あの狐(ヘロデ)に…伝えなさい」(ルカ13:32)

正方形=完全さ、聖:エゼキエル書の「幻の神殿」

「神殿の奥行き100アンマ…神殿の正面100アンマ」(41:13、14)、神殿の「外壁は…長さ500アンマ、幅も500アンマ」(42:20)

ダニエル=賢さ(エゼキエル28:3)

天使の名前(おまけ):ケルビム(創世記3:24)、セラフィム(イザヤ6:2)、大天使長ミカエル(ダニエル10:13、21)、ガブリエル(ダニエル8:16、ルカ1:19)。 ローマ・カトリック教会はウリエル、ラファエル、ラグエル、サリエルを追加する(外典エノク書が根拠)。

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