黙示録の構造

論壇         黙示録の構造        5/15/2022

黙示録全体を舞台劇に例えると下記のような構造になるでしょう。

 

第1幕=キリストの風貌描写(1章)

第2幕=7つの教会への手紙(2、3章)

第3幕=天上の礼拝風景(4章)

第4幕=7つの封印の巻物(5、6章)

7つの封印の巻物が開かれると白赤黒青の4頭の馬が登場

①白い馬(キリスト) ②赤い馬(戦争) ③黒い馬(飢饉)

④青白い馬(剣、飢饉、死)  ⑤天上の殉教者たちの叫び

⑥大地震

幕間劇1(まくあいげきintermedio)=14万4千人の賛美(7章)

第5幕:⑦沈黙の後に7つのラッパを持つ7人の天使登場

不信者に対する3分の1に限定された災いと被害(8、9章)

①地上の1/3 ②海の1/3 ③川の1/3 ④太陽、月、星の1/3

⑤地獄の鍵が開き、いなごの姿をした悪魔どもが飛び出す

⑥つながれている悪天使が解放され、2億の騎兵によって人間

の1/3が滅ぼされる

幕間劇2:小さな巻物(甘いが腹は苦くなる)、7つの雷(10章)

幕間劇3:二人の証人の死と甦り(11章)

⑦天使の最後のラッパが天上の賛美を導く(11:15―19)

第6幕:女と竜と2匹の獣。第2の獣は「666」(12、13章)

幕間劇4:14万4千人の賛美、3人の天使の説教(14:1―13)

幕間劇5:鋭い鎌を持った3人の天使の刈入(14:14―20)

第7章:最後の7つの災いを盛った7つの鉢(15、16章)

①悪性の腫物 ②海が滅ぶ ③水が血になる ④凶器の太陽

⑤闇 ⑥ユーフラテスの獣解放、ハルマゲドンの戦いが始まる

⑦玉座からの声「事は成就した」

赤い獣にまたがった大淫婦(ローマ)が裁かれる(17章)

バビロン(ローマ)の滅亡(18章)

第8幕:ハレルヤコーラス、子羊の婚宴、白馬の騎手、

千年王国とサタンの敗北(19、20章)

第9幕:新しい天と地、新エルサレム、キリストの再臨

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